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琉球大学消化器・腫瘍外科

高槻 光寿

本年3月に琉球大学病院第1例目の生体肝移植を報告致しましたが、このたび第2例目の手術を行い、患者さんが無事に退院されました。今回は10才未満のお子さんで、元気に学校に通っていましたが急激に肝臓が働かなくなる急性肝不全で昏睡状態となり、緊急で手術を行いました。ドナーはお母さんで、肝臓の左側、全体の30%程度をいただきました。正常な肝臓であれば70%まではいただくことができますので、十分な量を残すことができました。

手術はドナーも患者さんも順調に終わり、手術後すぐに意識がもどり、肝機能も順調に改善して正常となり、術後3週間で元気に退院しました。手術の前は昏睡状態で完全に意識がなく人工呼吸管理となっていたため、何が起こったのかまだ理解できていない様子ですが、これから大人になるにつれて少しずつわかってもらえると思います。

成人だけでなく、お子さんの肝移植につきましても琉球大学病院で十分できる体制を整えておりますので、肝臓病でお困りの方は、ご相談ください。

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