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 琉球大学病院での生体肝移植が20例に到達しました。令和2年3月に第1例目を行って以来、成人症例16例、小児症例4例となります。長崎大学の江口教授、国立成育医療研究センターの笠原病院長にご支援いただき、なにより病院全体のモチベーションに支えられて、それまで沖縄で定着しなかった医療を安定して供給できるようになりました。20例目の手術の際には、臨床実習前の琉大医学部2年生、さらに順天堂大学免疫治療研究センターのスタッフの方々にも見学にお越しいただき、教育面でも微力ながら貢献できるようになってきたかと思っております。                            

 関係の方々にあらためて心より感謝申し上げるとともに、引き続き沖縄での手術を希望される肝臓病の方々のために全力を尽くしてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。

                     琉球大学消化器・腫瘍外科  高槻 光寿

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