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 このたび、M6学生の池間瑛人(いけま えいと)君の症例報告、『胆道閉鎖症術後の難治性胆管炎に対して肝左葉切除を行った1例』が琉球医学会誌に採択されました。臨床実習で担当した症例で、ぜひ自分でまとめてみたい、との希望があり、肝胆膵グループの上里安範先生、大野慎一郎先生の指導で書き上げ、見事に採択されました。胆道閉鎖症は胆汁性肝硬変に進展して肝移植の適応となることが多い疾患ですが、本症例は比較的肝機能が保たれており、繰り返す胆管炎に対して肝切除を行ったもので、症例によっては肝移植を回避できることが示された貴重な報告です。学生の間に論文を書き上げるのは、それだけでもとても大変だったと思いますが、さらに医師国家試験を控えた忙しい中、頑張ってくれた池間君に我々もとても嬉しく感謝、です。今後もアカデミックマインドを大切に、まずは国家試験突破、その後の研修、とがんばってください!!

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