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 当院でのロボット支援下肝臓、膵臓手術導入を前に藤田医科大学へ高槻教授と私で見学に行って来ました。藤田医科大学は病床数が1,435と日本一大きな病院でロボット支援下手術が保険導入される前から様々なロボット支援下手術を施行してきた本邦の先駆け的な病院です。実は私も2014年に1年間、臓器移植科に勤務していた経験があります。この度、見学をお願いしたのは先端ロボット・内視鏡手術学教授、加藤悠太郎先生の手術でした。まず驚いたのは医師とNurse practitioner、MEがSystematicに動き、ロボットRoll inまでの時間が極めて速いというところでした。定型化の成せる技だと思いました。ロボット操作に関しては鉗子の扱い方のみならず、レネック被膜を意識したグリソン鞘へのアプローチ、大変勉強になりました。当院でも早期に導入していけるよう、準備を進めていきます。

文責:大野 慎一郎

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