小児外科グループ

「小児外科」とは小児期の外科的疾患を扱うところです。主に先天奇形疾患が対象で、新生児から主に15歳までという成長過程において身体的にも精神的にも劇的な変化を遂げる時期の疾患を扱います。そのため小児外科医が対象とする臓器・疾患は広範囲に及び、成人外科学の基礎、新生児学・小児科学・臨床栄養学等の知識、経験などが必要とされます。

手術が必要なこどもの病気にはソケイヘルニア(脱腸)、停留精巣の他、先天異常(消化器:鎖肛、腸閉鎖、横隔膜ヘルニア、ヒルシュスプルング病など、呼吸器、泌尿生殖器)、肝胆道系、腫瘍、急性虫垂炎、腸重積症などが有ります。その他、外来では日常的に見られる嘔吐や便秘などの治療、相談も行っています。また小児腫瘍、新生児の手術に関しては、小児科と共同診療を行い、 お互いの専門分野をいかした診療を行っています。その他、小児での急性虫垂炎は急激に症状が進行し、虫垂が破れていることも多く、最近では初回は抗生剤で治めて3ヶ月以上期間を空けて腹腔鏡での手術を行い手術侵襲、合併症の軽減につとめています。