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 このたび高槻教授が会長として開催された第70回国際外科学会日本部会において、アナウンスを学生に募集したところ、英語に自信のある3名が手伝ってくれました。3名とも流暢な英語で、十分過ぎる役目を果たしてくれました。以下は感想です。

O君
 今回が初めての学会への参加でしたが、とても勉強になり楽しむことができました。日本人の先生方による英語での発表のクオリティの高さに終始圧倒されていましたが、今回特に驚かされたのは英語での質疑応答です。質疑応答は発表とは違い原稿の用意ができないので、それを英語で行うのはとても難しい事だと思います。そんな中でも、質問者の話をよく聞いて、英語で質問に答えていた先生方がとても素晴らしかったです。大変貴重な機会を頂き、本当にありがとうございました。

U君
 先日は、日本各地の先生方の英語での発表を拝見するという貴重な体験をさせていただきました。非常に興味深い内容が多く、その中でも手術でのロボット活用についての学びが面白かったです。普段の生活では見ることや知ることのできない分野がほとんどだったので、たくさんの学びと驚きがありました。全セッションが英語での発表で、難しい内容や病名など分からない部分もありましたが、先生方の英語力やプレゼン力が非常に高く、医学的なことに加えてたくさん学ぶ事がありました。今回の学会への参加の一日を通して、より一層勉学に励みたいと感じました。このような貴重な体験をさせていただいたことを心から感謝します。

K君
 まず、このような貴重な機会を与えてくださった高槻先生をはじめ、第1外科の先生方に感謝申し上げます。今回、国際学会に司会として参加させていただき、学会の進め方や発表資料の作成方法、そして医療を学ぶ上での英語の重要性について学ぶことができました。また、基礎医学の重要性を改めて認識する機会にもなりました。正中弓状靭帯圧迫症候群の症例がありましたが、その症例を通じて1年次に学ぶ解剖学の大切さを実感しました。さらに、腫瘍やMASHなど他の症例においても、生理学・病理学・薬理学といった1・2年次で学習する内容が非常に重要であることを再認識しました。また、ダヴィンチやヒノトリなどの手術支援ロボットや、メッシュ、蛍光色素を用いた手術映像をさまざまな症例で繰り返し見ることができ、大変勉強になりました。 今回の学会は、「Disclosure of COI」とは何ぞや、というようなことから始まり、私にとってはまさに知識のシャワーを浴びるような貴重な経験となりました。今回得られた学びを、今後の勉強に必ず生かしていきたいと思います。本当にありがとうございました。

 学生たちにとっても、よい経験になったと思います。引き続き学業や実習、がんばってください!

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